GO TechTalk #25 GOのデータ・AIを活用する「組織」を30分で紹介

2024年2月26日に「GO TechTalk #25 GOのデータ・AIを活用する「組織」を30分で紹介」(connpass)を開催しました。

本記事では当日の内容を簡単に紹介します。

GO TechTalkとは?

GO TechTalkは、GO株式会社のエンジニアたちが、タクシーアプリ『GO』をはじめとしたサービスやプロダクトを開発する中で得た技術的ナレッジを共有するイベントです。

GO株式会社が提供するサービスでは、さまざまな箇所でデータやAIを活用し、サービスの質向上に寄与しています。例えば、タクシーアプリ『GO』では、大規模なタクシーの交通データを活用して、リアルタイム需給予測を行い、従来の10倍以上のご依頼に対応する「AI予約」機能や、ユーザーがタクシーに配車依頼を行ったときに何分でお迎えすることができるかを示す「到着予想時間(ETA)」などのさまざまなAIサービスを提供しています。他にも次世代AIドラレコサービス『DRIVE CHART』では、ドライブレコーダーから得られる各種データから、交通事故に繋がる可能性の高い危険シーンを自動検知し、運転傾向を分析・レポートしています。

これらを実現するためには、データエンジニア、データアーキテクト、データアナリスト、データサイエンティスト、データ組織長、プロダクトオーナーといった役割の人が必要です。また、ドライブレコーダの画像を扱う場合は、コンピュータビジョン(CV)エンジニアであったり、アノテーターも必要です。さらにデバイスにAIを組み込む際にはエッジAIエンジニアも登場します。

25回目となる今回は、「人」に着目し、これらのデータ・AI活用をどのような役割やフォーメーションで実現しているかを紹介しました。

こちらのポストのスレッドで当日の様子や雰囲気を感じていただけると思います。

登壇者紹介

今回はこちらのメンバーが登壇しました。

GO株式会社のデータ・AI活用組織の全容

タクシーアプリ『GO』と次世代AIドラレコサービス『DRIVE CHART』では、どのような役割分担や組織構造をもとに、データ・AI活用に取り組んでいるかを紹介しました。 また動画の中では、それぞれの役割のメンバーが具体的にどのような仕事に従事しているかの事例も紹介していますので、ぜひご覧ください。

次世代AIドラレコサービス『DRIVE CHART』での役割分担

  • CVエンジニア
  • データサイエンティスト
  • エッジAIエンジニア
  • MLOpsエンジニア
    • 品質を担保したAI機能を提供し続ける
  • アノテーター
    • 機械学習の学習データおよび性能評価データの作成

次世代AIドラレコサービス『DRIVE CHART』での役割分担図

タクシーアプリ『GO』での意思決定・効果分析における役割分担

  • データエンジニア
    • データ資産を収集・管理し、便利に利用できる状態にする
  • データアーキテクト
    • データ分析の基礎となるデータを整備する
  • データアナリスト(プロダクト)
    • データを分析し、プロダクトサイドの意思決定をサポートする
  • データアナリスト(ビジネス)
    • 高度なデータ分析をし、ビジネスサイドの意思決定をサポートする。システムの守備範囲を持たない遊撃部隊
  • データマネージャ
    • 全社的なデータ利用ルールの策定・品質管理

タクシーアプリ『GO』での意思決定・効果分析における役割分担図

タクシーアプリ『GO』での高度な機能開発における役割分担

  • データサイエンティスト
    • 高度な機能の研究開発、実装、運用
  • データエンジニア
    • データと実験開発環境の準備、本番でのAPIの実行

タクシーアプリ『GO』での高度な機能開発における役割分担図

役割は実際の組織上どう配置されているか

今回紹介したような役割のメンバーがどのような組織構造で配置されているかを紹介しました。専門性の高い役割は事業を横断する横串組織に属し、ビジネスサイドとのコミュニケーションが多いなど、事業に密接に相対する役割は各事業部に属するような組織構造になっています。

組織図

Q&A

Q. 各エンジニアは普段どのように連携して働いているのでしょうか。コミュニケーションは頻繁に取られているのでしょうか。

基本リモートワークで働いているので、主にSlackを使ってコミュニケーションをとりながら、Google Meetでオンラインミーティングを行っています。ただし、こみ入った話し合いや、みんなでランチに行きたいというときには出社したり、社内の部活動やワーケーションといったオフラインで会う機会も作るようにしています。

Q. データエンジニアはクラウドも触ると思うのですが、SREとの役割分担はどのようになっているのでしょうか?

大元であるOrganizationやProjectなどはSREが管理しています。データエンジニアはSREにロールを発行してもらって、BigQueryやGKEを操作するような分担をしています。

Q. 「高度な機能」かどうかは、どのような基準で判断されているのでしょうか?

データから作られた予測、推論、統計が用いられているかなど、データ資産を活用した機能をここでは「高度な機能」としています。

Q. 『GO』アプリの「意思決定・効果測定」での各役割について、それぞれ何名いらっしゃるのでしょうか?

2024年3月時点で、データエンジニアは6名、データアーキテクトは3名、データアナリスト(プロダクト)は4,5名、データアナリスト(ビジネス)は3名、データマネージャは1名という体制です。

アーカイブ動画

開催履歴・開催予定

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