Agile Japan 2023 参加レポート

この記事は、 GO Inc. Advent Calendar 2023 の8日目です。

タクシーアプリ『GO』のバックオフィス基盤を開発している 森竹 です。
2023/11/16〜17に ベルサール新宿セントラルパーク にて開催された Agile Japan 2023 に参加して来ました。

Agile Japan へは2018年から毎年参加しており、今年で6回目の参加となります。
今年は私が所属しているバックオフィス基盤開発部のメンバー3名で参加して来ましたので、今回記事にさせて頂きます。

なぜ Agile Japan へ参加するのか

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私個人としては2018年頃からアジャイル開発を実践しており、最近はいわゆる2周目に入っているのかなと感じること有りました。

また今年のテーマが「Rebuild our Agile!」ということで、最近の自分と今年のテーマが重なったと感じ、Rebuidに関する事例や、いわゆる2周目以降のアジャイル開発の実践について改めて知りたいと思い、Agile Japan へ参加することにしました。

セッション紹介

どのセッションも素晴らしい内容ばかりでしたが、今回は以下3つのセッションについて紹介します。

アジャイルは開発だけじゃない!イベント運営に業務スクラムを適用してスクラム経験者を激増させちゃいました!

谷川 智彦さん Tomohiko Tanikawa
株式会社SHIFT
アジャイルコーチ

組織アジャイル(業務スクラム)を社内コミュニティの場で実践し、スクラム実践者を増やす内容のセッションでした。

ソフトウェアエンジニアだけでなく、全ての職種が対象となりますし、現状アジャイルスクラムを導入できていないチームや組織でも、すぐに取り組める内容が良かったと思います。

生産性指標を可視化し、開発チームのボトルネック発見・改善を加速させる

大仲 能史さん Takafumi Onaka
株式会社はてな
チーフエンジニア

内田 博咲也さん Hisaya Uchida
ファインディ株式会社
スペシャリスト(スクラムマスター)

生産性指標(FourKeys+信頼性)の取得をFindy Team+を使用して定量的に見える化し、そのデータを用いて開発チームのカイゼンを加速するという内容のセッションでした。

「1イテレーション(スプリント)だけ試しましょう、仮にダメだったらすぐに戻せば良い。」という最近自分が忘れかけていたメッセージが良かったです。

日本文化におけるアジャイルへの道

Avi Schneierさん Avi Schneier
Scrum Inc. Principal Consultant

JJ・サザーランドさん JJ Sutherland
Scrum Inc. CEO

クロエ・オニールさん Chloe O'Neil
Scrum Inc. Japan Agile Coach

セッション後半に JJ・サザーランドさん のお話があり、目的のために自ら行動する必要があるお話だったり、Scrum Inc. Japan 設立時のお話で、「ここ30年で日本の成長が遅くなっている、それを変えることは出来るか。」というお話があり、「変わることは可能かわからないが、Tryしないと始まらない。Tryしないことは良くないこと。」とお話があった時に、挑戦する文化や組織になって行く必要があると感じました。

「もっとできるはず!」というメッセージにはグッと来たのを覚えています。

最後に

Agile Japan 2023 について、記事にさせて頂きました。

今回一緒に参加することが出来たバックオフィス基盤開発部のメンバーに感謝しています。休憩時間にそれぞれの近況を話したり、現場での課題を相談したり、またその課題について、セッション内にいくつかヒントになるようなことがあったりと非常に有意義に過ごせた2日間だったと感じています。

Agile Japan 2023 のセッションを通じて、チームでのアジャイルプロダクトでのアジャイル組織でのアジャイルと、ソフトウェア開発以外にアジャイルの導入が進んでいることを改めて感じました。

個人的には久しぶりのオンサイト参加ということで、3年以上振りに会った方がいたり、オンラインでは何度も話しているのに、リアルでは初めましての方がいたりと、改めてオンサイト参加は 最高 だと感じました。

今後は社内にて AgileJapan2023サテライト を開催予定です。今回紹介した何れかのセッションにて、同時視聴会を開催します。運営スタッフの皆様には、引き続きよろしくお願いいたします。

最後に、スピーカーの皆様、運営スタッフの皆様、ありがとうごさいました!