DroidKaigi 2023 参加レポート

タクシーアプリ『GO』のAndroidアプリを開発している石橋です。

先日開催されたDroidKaigi 2023に参加してきました。

GO株式会社はゴールドスポンサーとしてスポンサーブースを出展させていただきました。

本記事ではイベントの様子やスポンサーブースの様子などについてレポートをしていきます。

DroidKaigiとは

Android技術情報の共有とコミュニケーションを目的としたカンファレンスになります。

今年は9月14日(木)〜9月16日(土)にベルサール渋谷ガーデンで開催されました。

昨年に引き続き、オフラインとオンラインのハイブリッド開催で行われました。

https://2023.droidkaigi.jp/

スポンサーブース

当日のスポンサーブースの様子

スポンサーブースでは、タクシーアプリ『GO』の1年間で開発された新機能と用いた技術等の紹介、Androidエンジニアが社内のスキルアップ促進の取り組み「Engineer Challenge Week」でチャレンジしたことについてまとめたTECH BOARDを展示しました。

実際に弊社のAndroidエンジニアがどのような取り組みを行なっているかを知っていただける良い機会になったと思います！

また、タクシーアプリ『GO』の車内機器をまとめたプロダクトボードも展示。Google Play に公開しているユーザー向けのアプリとタクシー車内の機器同士がどのように連携されて『GO』が動いているのかを実際にアプリやメーター、乗務員タブレットなどを操作しながらデモをさせていただきました。

タクシーアプリ『GO』を普段利用していただいている方の中でも、実際にどのように車内の機器と連携しているかというところまで知っている方はあまりいなかったようだったのでとても好評でした。

ノベルティは『GO』のロゴが入ったゴーゴーカレーを用意しました。

2日間でたくさんの方にお渡しすることができて、とても良かったです！

『GO』のロゴと、弊社のミッションが入ったゴーゴーカレー

期間中は多くの方にブースにお越し頂き、『GO』のことを知ってもらう機会となりました。

ブースにお越し頂いた方々ありがとうございました！

印象に残ったセッション

2日間私が聞いたセッションの中で印象に残ったセッションをいくつかピックアップしました。

当日見られなかったセッションは、後日動画で見たいと思います。

レイヤードアーキテクチャにおける例外との向き合い方

適切な例外処理とはをテーマにしたセッションでした。

Android公式が提供している推奨アーキテクチャの中でどのレイヤーで例外を投げるか、ハンドリングをするべきかなどの指針が説明されていて個人的にとても参考になりました。

例外のハンドリングやモデル化、カスタム例外などは色々なアプローチがあると思うので、自分でもいろいろと模索していきたいです。

Push通知許諾率向上のアプローチ

Push通知許諾率向上のためのアプローチ方法や分析について具体的な数字を用いて紹介されていてとても参考になるセッションでした。

通知チャンネルの最適化など実際の日経電子版のアプリで行った施策の紹介や、Push通知許諾率や開封率の推移などがわかりやすく説明されていたのでとてもイメージしやすい内容でした。

弊社でも「タクシーが到着しました」といった配車に関わる通知は重要な通知(IMPORTANCE_HIGH) として扱い、お知らせやプロモーションなどの通知は通常の通知(IMPORTANCE_DEFAULT) として扱うことで、ユーザーにとって本当に必要な通知が OFF にされないように工夫しているので強く共感しました。